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NEEWER オフセットバブルレベル式採用レベリングベース(レベリングユニット) の紹介!

NEEWER レベリングユニット レビュー

カタログスペック

 ・ボールの直径(上):69mm
 ・ベースの直径(下):60mm
 ・ネジ(上):1/4
     (下):3/8(ネジアダプター3/8→1/4付)
 ・雲台固定ネジ:3点 
 ・調整可能角度:±10° 
 ・耐荷重:12㎏ 
 ・本体重量:0.3㎏ 
 ・水準器:円形気泡管(精度に当たり外れ有) 
 ・固定ノブ:ラチェット式採用により三脚干渉無

値段なりに使えるが…

Amazonにて販売されているレベリングユニットの中では4500円と比較的安く購入でき問題なく使用することが出来るが、不満点はいくつかあります。

水準器の制度の悪さ

円形気泡管が付属されているが精度がまちまちのようです。私の元に届いたものは多少ではあるもののセンターからはずれていました。

そのままではレベリングユニットの意味がないので、上に水準器を乗せ水平を出したときの気泡の位置をペンでマーキングして使用しています。

若干メーキングが雑な気がしますが問題なく水平を出せています。
(ちなみに水準器はダイソーのものを使用しました)

 

ネジを全開にしても重い

NEEWER独特のねっとりした動きでちょっと手がつかれます。
もちろん機材を乗せたまま調整しする際は軽すぎると問題があるのですが、半開から全開まで重さが変わらないというのは非常に使いにくいと感じました。
重いと思ってちょっと力を入れると動かしすぎたりしてしまうので力加減が難しいと思いました。もちろんこの商品にかかわらずボールタイプは少し動かすというのが難しいので、ネジタイプのものが精度を出すにはお勧めです。

固定ノブがめんどくさい

固定ノブの回転角度が1回転半弱(500°くらい)あり非常にめんどくさいです。もちろん全開にする必要はないのですが、180°以上は回さないと相当力を入れて動かさないといけなくなります。

ノブはラチェット式を採用しているので三脚や雲台に干渉するということはないのですが、ノブを引っ張るのにもそこそこ力がいるので毎回この作業というのは正直めんどうです。

また、ノブが小さいのできつく締めるのが大変です。調子に乗りすぎると三脚が動いてしまうので要注意です。

 

個人的にはお勧めしません

そもそも水準器の制度が悪いですし、水平出しまでが面倒くさいです。私が使用している三脚はしかりと精度が出る水準器がついているので、これだけ使いにくいなら三脚の脚の伸縮だけで水平だしした方が楽です。

三脚に水準器がついていない方はパノラマパンベースなどを挟むといいと思います。薄いものなら重心も大して変わらないのでぐらつくということはないと思います。もちろん水準器の精度は使ってみないとわかりませんが…